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薬局にできるコーナーが魅力的

駅前に薬のみならず、お菓子や化粧品までをラインナップしているドラッグストアがありますが、小さな規模となる薬局もオープンするケースは非常に多く、様々なトラブルに対応できる「はからい」もあるようです。乗り物酔いしてしまった人も、ちょっと酔い醒ましのために足を運ぶことがあるようで、ウォーターサーバーも設置されていますから、薬を買って、その場で飲むこともできます。もちろん、病院に併設されている場合もありますが、健康な方でも足を運べる雰囲気づくりも行っているといいます。実際、足を運んだ店舗では、薬剤師の皆さんが調剤業務をこなしていますが、その雰囲気もやわらかく、医療施設のピリッと張りつめたイメージとは違いもあります。薬剤師になるために、研修生を受け入れるケースもあります。薬局長から説明を受けたり、職場見学をしたり、実際に患者さんの年齢層も各店舗で特徴があるようです。店舗を拡大していれば、また雰囲気が違ってきますし、提供されるサービスも異なります。例えば、薬局には様々なコーナーが登場しています。本店隣に小児科クリニックがあるのであれば、小さなお子さんも不安にならないように、楽しい待ち時間を提供できるようにキッズコーナーを作っているようです。ぬいぐるみやおもちゃなども、メーカーからの寄付やスタッフの愛用品、患者さんからの寄付もあります。壁には、キリンのウォールステッカーが貼られていて、身長を測ることもできるようで、待ち時間にお子さんの成長を確認できます。高齢化の影響からも、薬局には「骨密度」が図れる測定器を設置しているケースもあるようです。運動が苦手、カルシウム不足、そうした健康に対する「気づき」に繋げることが目的だともいいます。アルコール消毒をして、機械に片足を置き、必要事項を入力するだけだから、気軽に骨密度を知れるのは魅力的です。数値の紙も貰えますから、健康を意識して運動・食事管理に前向きに行動する、そうした患者さんが多いといいます。

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