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便利に利用したい薬局

薬局とはいっても、病気を患う患者さんにとっては、薬を病院の医師に処方してもらい、受け取る場所として認識されています。いわゆる、薬の窓口にあたります。薬剤師が籍をおくことがありますが、今は、ドラッグストアというように、薬のみの取り扱いではないケースも増えています。風邪ぎみだから、わざわざ内科医に診てもらうのに躊躇しがち、そんなときにはコンビニも薬局の代わりに利用ができますし、ドラッグストアにも薬剤師が籍をおいていて、症状に合わせて風邪薬を選んでくれます。風邪とはいっても、喉・鼻・頭からくる症状によって、効果的な薬も異なります。また、副作用のこともあるので、お薬手帳を持参することはポイントになります。これまでの服用履歴などもチェックができますから、安心、安全な風邪薬を選んでくれます。また、薬局には薬剤師のみが籍をおくワケではありません。もちろん、規模が小さいならば薬剤師のみですが、最近では、様々なスキルを持つ優秀な薬剤師がいることをご存知でしょうか。医学での知識を社会に、患者さんに、健全者に生かす能力を発揮してくれます。医療は、薬物療法、運動療法、食事療法などがあります。管理栄養士として、介護福祉士として、スポーツインストラクターとして、そうした資格や能力を備えている、いわゆるハイブリッド型での人材が携わります。これまで、コンビニでは薬の販売すら許可されていなかったのに、今では、コンビニのレジ打ちに薬剤師免許を持つスタッフがいたり、病院にかかるよりも足を運びやすいのがウリです。コンビニでは、レジが並ぶことは購買意欲が低下するため、お客さんとスタッフがレジ前で対話ができないのは寂しいものの、夜中でも対応できるのはありがたく感じるのではないでしょうか。風邪ぎみだから、薬やらマスク、栄養のあるお粥や飲料水などを調達するにも便利で、今、こうした便利機能を薬局でも採用する動きが加速しているともいいます。

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