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薬局で相談すると有益なこと

薬局は薬をもらうところですから、処方箋がないと行かない人も多いでしょう。病院で処方箋をもらった時は行くけれど、それ以外はドラッグストアで買い物をするのが習慣になっている人が多数派だと思います。ところが近年相談薬局という言葉ができ、健康にかかわる様々な相談を受け付けてくれるところが増えています。薬剤師が常駐する薬局で相談するとプラスになることを挙げていきます。まず薬の飲み方について聞くといいでしょう。病院の医師は薬の飲み方をきちんと説明しないことが多く、食前と指定された漢方薬を食べる直前に飲んでいる人も珍しくありません。正しくは食べる30分から1時間前に飲みます。そうすると食べ物と漢方薬が混ざる心配がないうえに、胃酸で有効成分が壊れることもありません。漢方薬の飲み方以外にも、苦い薬を上手く飲めない子供の相談も可能です。次にお薬手帳を利用するなどして、薬の飲み合わせについて教えてもらうのも有効です。複数の薬を飲む人は、成分が反応して起きる身体への悪影響をケアすることが欠かせません。薬剤師は薬のプロフェッショナルですから、飲み合わせの影響も熟知しています。適切なアドバイスをもらえるに違いありません。薬同士だけでなく、食べ物との相性も重要です。食べ物に含まれる成分が薬の効きを良くしたり、悪くしたりすることがあるから、相性を気にかけながら食事をする必要があります。くわえて一般的な栄養の相談に乗ってもらうと、食生活にポジティブな変化が出せるかもしれません。少し方向が違うところでは、今飲んでいる薬のジェネリックを教えてもらうことも有益です。ジェネリックは同じ効果を持つ後発薬で、安いことが魅力です。お薬手帳で自分が飲んでいる薬を見せて、ジェネリックがあるものを教えてもらうといいでしょう。教えてもらったジェネリックに切り替えるよう医師に伝えれば、薬代が抑えられます。継続して飲み続ける薬がジェネリックになれば、トータルで大幅な節約が可能になります。

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